整理の効果はどこまで証明されている? 科学論文紹介セミナーのお知らせ (1)

『整理するとスッキリするって、誰か研究してるんですか?』


と研究者の方に質問されたことがあります。

さすがに研究者だけあって、常識を疑う鋭いご質問です。

整理収納アドバイザーの講座ではごく当たり前のことのように整理の3大効果があって、それは精神的効果、時間的効果、経済的効果ですと教えられます。

でも考えてみると、片付けるとスッキリするのは(自分には)そう感じられるというだけで、人によっては苦しいものなのかもしれない。片付けるとむしろ居心地悪くなってしまうのかもしれない。

そもそも、どこまでがどういう実験で証明されているのか?それともそんな研究はないのか?という疑問が湧いてきました。

ラボ・研究関係専門の整理収納アドバイザーを名乗る者として、単に自分の経験上の事例や受けた講座の受け売りでは質の高い話はできないんじゃないか。
そういう思いから、整理整頓によって得られる効果やデメリット、創造性との関係について文献調査を開始しました。

ちらかった環境と片付いてる環境ではどちらが創造性を発揮できるのか?

第一回は創造性との関係についてのミネソタ大学からの研究報告を紹介します。
心理学の実験です。
散らかった部屋と整頓された部屋に被験者を振り分け、3つの実験を行いました。

さあ、どんなことになったでしょうか?
どういう指標で創造性やその他諸々を評価しているか、興味ありませんか?

論文タイトル

物質的な秩序は健全な選択、気前の良さ、慣習を生み出すが、無秩序は創造性を生み出す

Physical Order Produces Healthy Choices, Generosity, and Conventionality, Whereas Disorder Produces Creativity

Kathleen D. Vohs, Joseph P. Redden, and Ryan Rahinel
Carlson School of Management, University of Minnesota
Psychological Science, 24(9) 1860–1867, 2013

Abstract (要約)のみネットで読めます。

もし人に話すのだったら、どういう実験なのか詳細を自分で読んで確かめるべきだと思い、全文を購入 (4000円くらい)しました。

ご希望の方にオンラインで論文紹介セミナーをいたします。日本語でわかりやすくまとめました。


整理整頓効果の裏付けとなる研究報告、知識の獲得や話のネタとしてご活用ください。


今後の論文購入資金とさせていただきたく、セミナー1回40分・1000円でお願いいたします。


セミナー開催はオンラインにて20:00から20:40まで。
日程は月、木、日曜日のご要望の日。

第一回は2020年6月1日(月)20:00からの開催決定しました。

ご興味ある方はお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。Zoomリンクをお送りします。

今後論文数を増やしていきます。お聞きになりたい論文番号をお知らせ下さい。
今回は1番です。