ラボ恒例行事としての探し物

実験機器がたくさんあればあるほど大変な”例の”行事。
秋になるともう鏡やスマホを持ってありかを確認して回る姿が見受けられます。
リストにはあるのになぜが現物が見つからず幽霊化していることも。

2021年10月 オンラインコンサルティングのご案内


オフィスや自宅を快適な場所にしたいと思うけれどまとまった時間が取れなくて腰が上がらない・・・
どこから始めたらいいかわからないくらいモノが溜まってしまった・・・


ラボ整理研究室ではそんな方からお話を伺っています。

ご相談いただいた方からの感想では
「前向きな一歩を踏み出すことができました」
「格段に仕事がしやすくなった」
「澱が溜まっていたようだったのがなくなってスッキリした」
「教えてもらった紙の整理方法で、片付けが一気に進んだ」
という声をいただいています。

ご相談内容に応じた整理の方法や順番についてお話しいたします。

10月中分の受付は9/27(月曜日)17:00で締め切らせていただきます。
この後は11月にコンサルティングさせていただきます。

日時についてはご連絡いただいた方のご都合に合わせて個別に相談。

料金:初回1時間無料、継続は1時間3000円(研究関係者の方は1時間1500円)

文献紹介セミナー日程はこちらから

http://laboseiri.com/論文紹介セミナー日程お知らせ/


研究サポーター向けセミナー日程はこちらから

http://laboseiri.com/研究サポーター対象・整理収納オンラインセミナ/

”共有地の悲劇”がないラボにするには

Christian B.によるPixabayからの画像 


青々と草が生い茂る共有の牧草地で複数の人が牛を飼うとき、各個人が牛を増やして利益を追い求めると社会の秩序が壊れてしまう。

アメリカの生物学者、ギャレット・ハーディンはこのことを「共有地の悲劇」と呼んで紹介しているそうです。(Science 162. p1243-1248, 1968)

ロルフ・ドベリ著 ”Think right” (2020年、136ページ)の中で著者のドベリ氏は、

共有地を問題なく使うためには解決策は2つしかない

と結論づけています。その解決策をラボに当てはめるとどうなるでしょうか?

・・・・・・・

今回の記事では、ラボでの共用の場所をめぐるトラブルと、ストレスの少ないラボの共通点、また、リーダーにおすすめしたいことを書いています。

目次

1. ラボで見られる共有地の悲劇
2. 解決策を待ち受けるさらなる問題
3. 共有地ストレスの少ないラボの共通点
4. どうしたらいいのか

言っても聞いてくれないとき


研究所の職場で ”片付けない人” に上司が注意したとします。

注意して改善すればいいのですが、言っても聞いてくれない、という場合も結構あります。

言われた人にとって、上司のいうことは従うべきルールと捉えられていないのでしょう。もしかすると、「この方が便利なのになぜ反対するのか」くらいに思っているかもしれません。


誰かが個人的に言っても受け入れられない。

そこで全体に注意喚起したり厳しくチェックしたりすると、
「自分はちゃんとしてるのにどうして言われなきゃいけないの」と不満に思う。
「〇〇さんのせいで自分たちまで怒られた」と職場の雰囲気が悪くなってくる・・・。

これはどうしたらいいでしょうか。

ラボ整理を進める4つの方法

ラボにあるものを整理する場合、いくつかのやり方があります。
それぞれの特徴やどんなモノをその方法で整理するのがいいのか、について書きます。

1. 全出し
2. 間引き
3. 期限付き
4. 全捨て

こういうラボで働きたいですか

ごっそりモノが溜まっている実験室。
天井まで棚があって変色したダンボール箱が詰まっている。
実験台の下にも雑多なものが突っ込まれたカゴが置かれている。
長いこと誰も使っていなさそうなモノが色々ある。
フリーザーが霜だらけ。
中身が何なのか、名前が書いてないチューブがしまってある。
上司や先輩が私物を共用棚に入れている。

使用頻度が低いのにストックが過剰でプラスチック製品は劣化。
培地は期限切れ。
試薬は使い物になるのかどうかわからない。

中が詰まりすぎていて引き出しが開かない。
開封してある同じ種類の瓶が複数あって、どっちから使ったらいいのかわからない。

使っていないものがスペースを塞いでいる。

何に使うのかわからないものもあり、一人では判断できない。
自分の実験をしなきゃいけないし、忙しいし。

上司は片付けに時間を割くことを理解してくれない。
(聞いて見たことはないが)
他の人の協力を頼むにも、上司の了解がいるが・・・
(そもそも上司がやるべきことで自分が言い出すことじゃない)

周りの人たちは気にならないのか、何も言わない。

どうにかしたいと思っているうちに時間が経つ。
気になるが手を出すと際限なく自分の時間が取られそう。
諦めの気持ちが勝つ。
後回しにするうち不便に慣れる。
自分があまり使わないものはどうでも良くなる。
自分が使うものだけは身の回りに集めて固めておくようになる。
気にしても仕方がないと思うようになる。


そして新しい人が入ってくる。


こういうラボで、働きたいですか?

デスクの片付け3つのステップ

たくさんのものがデスクの上に乗っていてどこから手をつけていいのかわからない、
こんな状態の時に次の3つのステップを。

  1. 戻す場所が決まっているものを戻す
  2. 紙類とそれ以外を区別する
  3. 文房具を全出しする

ラボが生まれ変わる最大のチャンス・大掃除の前にやるべき3つのこと

あなたのラボで ”年末大掃除” は?

年末大掃除は、ラボの人たちの気持ちがリセットに向かう絶好の機会。

毎年決まったこと(前例のあること)だけやって済ませるのは勿体無い。

このチャンスを生かし、ラボをさらに使いやすく生まれ変わらせましょう。

“ラボが生まれ変わる最大のチャンス・大掃除の前にやるべき3つのこと” の続きを読む