科学論文紹介セミナー第1回開催予告

2020年6月1日(月)20:00からの開催決定しました。

整理に関係した学術論文を紹介いたします。
一回 40分 のセミナーです。

ご興味ある方はお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
Zoomリンクをお送りします。
受講料は後払いで結構です(1000円)。

整理の効果はどこまで証明されている? 科学論文紹介セミナーのお知らせ (1)

『整理するとスッキリするって、誰か研究してるんですか?』


と研究者の方に質問されたことがあります。

さすがに研究者だけあって、常識を疑う鋭いご質問です。

整理収納アドバイザーの講座ではごく当たり前のことのように整理の3大効果があって、それは精神的効果、時間的効果、経済的効果ですと教えられます。

でも考えてみると、片付けるとスッキリするのは(自分には)そう感じられるというだけで、人によっては苦しいものなのかもしれない。片付けるとむしろ居心地悪くなってしまうのかもしれない。

そもそも、どこまでがどういう実験で証明されているのか?それともそんな研究はないのか?という疑問が湧いてきました。

ラボ・研究関係専門の整理収納アドバイザーを名乗る者として、単に自分の経験上の事例や受けた講座の受け売りでは質の高い話はできないんじゃないか。
そういう思いから、整理整頓によって得られる効果やデメリット、創造性との関係について文献調査を開始しました。

ちらかった環境と片付いてる環境ではどちらが創造性を発揮できるのか?

第一回は創造性との関係についてのミネソタ大学からの研究報告を紹介します。
心理学の実験です。
散らかった部屋と整頓された部屋に被験者を振り分け、3つの実験を行いました。

さあ、どんなことになったでしょうか?
どういう指標で創造性やその他諸々を評価しているか、興味ありませんか?

論文タイトル

物質的な秩序は健全な選択、気前の良さ、慣習を生み出すが、無秩序は創造性を生み出す

Physical Order Produces Healthy Choices, Generosity, and Conventionality, Whereas Disorder Produces Creativity

Kathleen D. Vohs, Joseph P. Redden, and Ryan Rahinel
Carlson School of Management, University of Minnesota
Psychological Science, 24(9) 1860–1867, 2013

Abstract (要約)のみネットで読めます。

もし人に話すのだったら、どういう実験なのか詳細を自分で読んで確かめるべきだと思い、全文を購入 (4000円くらい)しました。

ご希望の方にオンラインで論文紹介セミナーをいたします。日本語でわかりやすくまとめました。


整理整頓効果の裏付けとなる研究報告、知識の獲得や話のネタとしてご活用ください。


今後の論文購入資金とさせていただきたく、セミナー1回40分・1000円でお願いいたします。


セミナー開催はオンラインにて20:00から20:40まで。
日程は月、木、日曜日のご要望の日。

第一回は2020年6月1日(月)20:00からの開催決定しました。

ご興味ある方はお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。Zoomリンクをお送りします。

今後論文数を増やしていきます。お聞きになりたい論文番号をお知らせ下さい。
今回は1番です。

お試しオンラインお話し会予約受付中

2020年 5月  月曜日・木曜日 参加費無料

5月11日(月)20:00~21:00 3名参加で開催済み
5月14日(木)20:00~21:00 3名参加で開催済み
5月18日(月)20:00~21:00 2名参加で開催済み

ご予約は当サイトのお問い合わせフォームからお願いします。

文系・理系問わず、研究関係者ならばどなたでもウェルカムです。
(職種は問いません)

かつてラボにいた人(学部・修士・博士)、今もラボにいる人も、気軽におしゃべりしましょう。

確認後、オンラインでお話しするリンクをお送りします。
個別でおしゃべりしたい方は本文に書いてくださいね。

もちろん、整理収納や整頓の話でも、相談でもいいですが、
ラボ整理面白そうだから話してみたい
理系研究者あるあるネタで喋ってみたい
在宅授業・・・部屋がカオス
教授のお部屋が異次元空間なんだけど
退職時の荷物をブラックホールに放り込みたい
理系研究者という名の宇宙人と話が通じなくて困ってる
研究者の家族なんだけど面白すぎて変かもと思い始めた・・・

話のテーマはなんでもあり。

お気軽にご連絡くださいませ〜。

ラボ整理収納に使える唯一の魔法

いきなり非科学的なタイトル。

そんなもん、あるわけないと思ってますよね。

でも、”魔法みたいに” 片付くなら、プロを呼んで片付けてもらいたい?

実は、研究者なら誰でも実現可能性のある魔法が

たった一つだけあります。

それは・・・

“ラボ整理収納に使える唯一の魔法” の続きを読む

ラボを片付けたいけどどうしたらいいかわからない

前任者や先輩が置いていった大量のモノにうんざり

あなただったらどうしますか?

選択肢は2つあります。

見て見ぬふりをして別のラボに移るか、転職する

自分にできることをする

このどちらかです。

使いにくい場所で我慢して過ごす生活を選ぶのか、それとも行動を起こすのか?
どちらがあなたにとってその後のメリットがあると思うかで決まるでしょう。

今回の記事は、どうしたらいいかわからないと悩んでいる方に伝えたいことを書いて見ます。(私も悩んでたので)

1. そもそもラボの整理整頓はどうしてやるのか
2. 整理整頓のやり方いろいろ
2-1. 気になるところをまず書きしてみる
2-2. 整理をラボの祭りに
2-3. 自分の周りを少しずつ
3. 乗ってこない人への接し方
まとめ

“ラボを片付けたいけどどうしたらいいかわからない” の続きを読む

研究所にモノがたまりやすい要因とは?

研究所ではなぜかモノがたまる。

 

それはなぜか。研究所特有の6つの要因を取り上げて解説します。

1. 研究はルーチンワークではないから
2. 研究材料は高額である
3.保存年限が曖昧なものが多い
4. 処分しにくいものが多い
5. 残留品の見直しがされにくい
6.年度末予算消化

“研究所にモノがたまりやすい要因とは?” の続きを読む

論文別刷りの整理収納-2

論文書きした証拠物でもある論文別刷り・リプリントは一体誰のモノか?

前回の記事の続編です→(論文別刷りの整理収納-1

ポケットマネーで購入しているなら個人のもの?
でも、その研究成果を出すためには所属組織のお金も、そして大学や公立の研究所だったら税金も使われたはず。

つまり、別刷りを買うためのお金を払ったのは個人だったとしても、厳密には個人のものとは言えない。結局は他の備品や機器と同じく、組織として不要、という判断をしてもらわないと捨てられない面倒臭さがあります。

あるラボで処分した別刷りの束

“論文別刷りの整理収納-2” の続きを読む

論文別刷りの整理収納-1

ラボや研究者オフィスには、アンタッチャブルな存在がいろいろ眠っています。

そのうちの一つが論文のリプリント(別刷り)。

かつてこの別刷りには色々役割がありましたね。

1. 研究背景を知ってもらうための資料として学会発表のときに配る (ポスター発表の際、一緒に置くなど)

2. 研究者同士のコミュニケーション(わざわざ手紙を出して別刷り請求することでお近づきになる)

3. 論文を読みたい人が請求してくることに備える

4. 転職希望先に自分の業績を知らせるため、履歴書にリプリントを添付して提出

5. 思い出のものとして持っているために

・・・・

いわゆる一流ジャーナルに載ったら、100部とか200部とか購入されていたのでは。

あちこちに配って、そして今、余った別刷りはどうなっているでしょう。

“論文別刷りの整理収納-1” の続きを読む

実験台やりかけのままが効率的か

あなたの実験台は個人で使える場所でしょうか?

私の今の職場では、全ての実験台が共用ということになっていますが、結局は自作の緩衝液ボトルを置いた場所や、個人引き出しの近くをいつも決まった人が使っていることが多いです。でも、”共用”というルールがあるので、一日の終わりには片付けをしています(次の日もそのまま使いたい場合はメモを置いてます)。 “実験台やりかけのままが効率的か” の続きを読む