証拠としての実験ノート・誰がいつまで保管する?

実験ノートを保管していなかったがゆえに捏造疑惑を晴らせず退職金ももらえない・・・そんな悲劇、我が身に起きないようにしたいですね。

某有名大学に所属していた元教授が在任中に書いた論文。このうちの数本は故意に捏造されたものだと判断した、と報道がありました。以下、新聞記事から一部引用します。

実験ノートとラボ整理の深い関係

ラボ整理と実験ノートの間にはかなり密接な関係があります。

 

実験条件や取ったサンプルの内容についてノートに書いてなかったらどうなるか?

1ヶ月前や1年前に取ったサンプルのことなんてとても覚えちゃいられませんよね。

つまり、いざ整理しようとした時、それが必要かどうかの判断がつけられなくなってしまいます。

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実験ノートをどう活用する?

研究所に勤務していても、実験ノートの書き方について習ったことがない方がほとんどです。(意外かもしれませんが、本当です。)

今まで気ままにメモ帳的な実験ノートの使い方をしていたのに、

「きちんと書いて、上司(先生)のチェックも受けてください」

と組織方針として言われたらどうしたらいいでしょうか。

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”良い実験ノート” の必要最低条件とは

実験条件が辿れない実験ノートは、ラボの財産ではなくただの紙ゴミになってしまいます。

実験ノートをちゃんと書くことは、ラボにいる人にとって本当に大事な・必須のスキルだと思うのですが、 実験ノートの書き方について、(意外なことに)研究室によっては全く教育をしていません。

ぽん、と立派な表紙の高価なノートだけ渡して、書き方を教えていないのはラボの資源を無駄にしているのと同じ。とても勿体無い話です。

大学生の時に所属していたラボでの教育がきちんとしていると、会社に入ってからそのままちゃんと書く習慣が身についている人が多かったです。”一流” と呼ばれる大学ラボ出身の人ほどそういう傾向がありました。毎日、指導者のチェックを受けてサインをもらっていた、という人もいました。

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