実験ノートとラボ整理の深い関係

ラボ整理と実験ノートの間にはかなり密接な関係があります。

 

実験条件や取ったサンプルの内容についてノートに書いてなかったらどうなるか?

1ヶ月前や1年前に取ったサンプルのことなんてとても覚えちゃいられませんよね。

つまり、いざ整理しようとした時、それが必要かどうかの判断がつけられなくなってしまいます。

もちろん、サンプルの方にも年月日、サンプル名、名前、そして実験番号などを書いておく必要があります。

今はスペースに余裕があっても、瞬く間に月日は過ぎ去り、フリーザーや棚や引き出しががぎっしりになる(研究生活をしていると2、3年はあっという間に過ぎます)。

そしてこれ以上モノが入れられない、という事態に直面します。

必要に迫られていざ整理を始めてみると、

あれ、これはもう評価終わったんだっけ??

論文用に使ったサンプルだっけ??

念のためとっておいただけ??

そもそもなんだったっけ???

・・・・・と、結構めんどうなことになります。

捨てたら、何を捨てたかわかるようにこれも記録した方がいいでしょう(念のため)。

 

長年の経験から考えたノートの書き方について、詳しくは関連記事に書いていますのでもしよかったら読んでみてください。

”良い実験ノート” の必要最低条件とは

実験ノートをどう活用する?