ラボで使うもののラベルやパッケージが時々残念

もう老眼なもので抗体のチューブに書いてある文字は携帯のデカ文字アプリで拡大して読んでおります。

試薬、プラスチックのプレートやチューブなどのパッケージ、ラベルは使いやすさに大いに関係しています(できたらメーカーさんに知ってほしい)。機能的には優れた製品なのに、ラベルの視認性やパッケージでイマイチなところがあると残念で、、、、

例えば、

1. 箱が開けにくい(グライナー社のセルストレイナー)→ 嬉しいことに最近、箱が変わりました!!やっぱり前のパッケージ不評だったのかも・・・

2. Falcon社のプレートやフラスコ。多種類あるがラベルの見分けがつきにくい。

3. ミリポア社のマイクロフィルター。ラベルの数字部分が小さくて、ポアサイズの違いがわかりにくい。(こちらにも書きました ラボ物品のデザイン

4. Invirorogen の培地ラベル。開封日や添加物、名前を記入するスペースがない

5.Millipore社の滅菌用フィルター。型番が長く、名称も中身との対応がわかりづらい。

6. (これは仕方ないかなあ、と思うのですが、)抗体のように0.1mLくらいしか入っていないチューブ(外見は2mLチューブだけれど、中身は上げ底)の周りにぐるりと一周ラベルが巻いてある。ラベルに隠れてしまい、残液量が見えない。

 

聞いてもらえるあてもなくつらつらと書いてしまいました。

きっと、改善するのにはコストがかかるからすぐには無理でしょうが、もし変える機会があったら検討してもらえるとありがたいのですが・・・

どうぞよろしくお願いします、メーカーの皆様。

”良い実験ノート” の必要最低条件とは

実験条件が辿れない実験ノートは、ラボの財産ではなくただの紙ゴミになってしまいます。

実験ノートをちゃんと書くことは、ラボにいる人にとって本当に大事な・必須のスキルだと思うのですが、 実験ノートの書き方について、研究室によっては全く教育をしていません。

ぽん、と立派な表紙の高価なノートだけ渡して、書き方を教えていないのはラボの資源を無駄にしているのと同じ。とても勿体無い話です。

大学生の時に所属していたラボでの教育がきちんとしていると、会社に入ってからそのままちゃんと書く習慣が身についている人が多かったです。”一流” と呼ばれる大学ラボ出身の人ほどそういう傾向がありました。毎日、指導者のチェックを受けてサインをもらっていた、という人もいました。

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新人さんが最速で研究戦力になってくれるラボ

何年か同じところで過ごすと、そこの場所に慣れてしまって使いにくさに気づけなくなってます。多分私も。

使いにくさの大きな原因の一つはラベリングの不十分さ。

ラベリングの重要性は、新人さんの気持ちになってみるとよく分かります。

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このサンプル箱は本当にだいじ?

ある日ラボの-30℃フリーザー整理の最中、氷の固まった奥底から小箱を発見しました。

水色サンプル箱。蓋の表と側面に ”だいじ” としか書いてなくて、名前も日付もない。氷のつき具合、周辺の埋蔵品から判断して、数年は埋まっていたと思われます。

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忙しすぎる研究者ー自分のモノが溜まってしまったらー

実験、データ整理、セミナー準備、文献調べ、学会発表準備、書類提出、など。

気が急いてどうしようもなくなることがある。時には全て投げ出したくなることも。

そうなると、モノの整理などやっていられないというか、気が回らなくなります。

そして、要・不要の判断をせずにモノを溜めすぎてしまうと整理に時間がかかるようになるので、整理のことを考えただけでうんざりしてしまい、手をつけられなくなります。

まさに悪循環です。

どうすればいいか、溜めてしまった理由別に書きますね。

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ラボに溜まるもの -1  試薬

試薬瓶を手に取った時、見た目が古ければ「この試薬、まだ使えるのか?」と用心する気持ちが働きますが、かといってすぐ廃棄に繋がることはありません。

使えない、とはっきりわかっていれば捨てられるでしょうが、もう使えないという判断が可能なケースは稀です。実験に使って失敗でもしない限り、使えない証明はできないからです。

むしろ、ラベルが黄色くなっていようが剥がれかけていようが、試薬としての機能さえちゃんとしている(と思う)ならば捨てずに取っておくのが普通です。そのため、見た目とは関係なく、ラボには使わない試薬がたまります。

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