ラボ・研究者オフィス整理収納 講演会のお知らせ 2020年2月27日

サイエンス&テクノロジー株式会社様より講演会のご依頼をいただきました。
(研究者や技術者のための専門的な書籍出版やセミナー・通信講座を開催されている会社です)

<成果を生み出す>ラボ・研究者オフィスの整理収納理論・整頓術と実験ノートの活用法

~整理・整頓・収納の目的から、整理収納理論・実践手法、役立つ実験ノート、社内教育まで~

https://www.science-t.com/seminar/B200227.html

日時:  2020年2月27日(木) 13:00~16:30
会場:  東京・千代田区駿河台 連合会館 4F 404会議室

対象:

・研究成果をあげたいが整理整頓が得意でない方
・研究現場の職場環境を改善したいと考えている方
・退職・転職・復職やライフステージの変化に前向きに取り組みたい方
・安全管理やワークライフバランスを推進する立場の方

詳細はリンクをご参照ください。

https://www.science-t.com/seminar/B200227.html
どうぞよろしくお願いいたします。

新人の目線でラボを見直しませんか?

中堅・ベテランの研究者の方へ

新人の頃を思い出して見てください。

最初の一ヶ月くらいは研修期間だったりしてとにかく覚えることがたくさんあったと思います。

実験に使う様々な物品や機器のありかや、その場所のルールを覚えるのに必死だったのでは。

そういう状態の時に、何もラベルがされていないと場所を覚えるのに時間がかかり、いちいち先輩に聞いて確認しなければなりません。

度重なると聞く方も聞かれる方もちょっとストレスです。

逆に、よく目立つところに物品配置図が貼ってあったり、引き出しのラベリングがちゃんとしてあるととても助かります。

すでにそのラボに慣れている人には不要だとしても、新しく来た人にとっては重要ですし、働きやすく馴染みやすくなる。すなわち早く成果を上げやすくなる、ということになります。

自分にとってもこれからの人にとっても使いやすいラボにするために

もし新人さんを迎え入れるのであれば、お勧めしたい準備があります。そういう予定がなくても、これから新しい実験を始めるとか論文を書き始めるとか、何かしら変化がある前にちょっと時間を作って以下のことをやってみると、自分自身にとっても使いやすくなること請け合いです。

1. 不要なもの、使えなくなっているものを整理しましょう

たまりがちなのは、

もう使わない(自分の)サンプル

電池の切れたタイマー

使えない小型機器(マイクロピペッターやピペッター)

何年も前のカタログ

古いソフトウェア

古い取説(機器は新しくなっているのに取説だけ残っていることがあります)

いなくなった人の名前が書いてある試薬やサンプル

2.ラベルと配置図を見直しましょう

現状と合っていますか?

もうないのに有ることになっていませんか?あるいはその逆とか。

整理をした後の現状と合うように書き直ししましょう。

配置が決まっているのに引き出しにラベルがないものはありませんか? せっかくなのでラベルしておきましょう。

何も入っていないところには ”予備” や ”あき” と書きましょう。そこを使いたい人が出てきた時のためです。

3. 非効率な動作が生じている場所はないか見直す

「モノは使う場所の近くに置く方がいい」

のは確かにそうなのですが近くに場所を取れないこともあります。

また、セキュリティ上の理由からすぐ近くにおけないこともありますね。例えば、

管理試薬庫や備品庫のカギ

共用パソコン用のUSBメモリ

のようなものです。常に誰かの目が有るところに置いて、貸し出し帳簿に記帳して持っていくようになっている。

こういう場合でも、見慣れたものの配置を変えたり、不要なものを処分したり、使用頻度が低いものを箱に入れて離れたところに移動すると使いやすい場所にモノを置けるようになったり、貸出簿をつけやすくなったりすることがあります。

ちょっと不便だけど慣れてしまって気づかなくなっている。そんな非効率な動きをしている場所、ありませんか。意識してみるといくつか見つかるかもしれません。

まとめ

1. モノを整理する

2.ラベルと配置図を見直す

3. 非効率な動作に気づく

2019年末 整理収納サポートのお知らせ

2019年末 出張整理収納サポートのお知らせ

(受付終了しました)

こんな方に試してみていただきたいサポートです

・定年・転職をひかえてモノの整理をしたい方

・リタイアしたあと仕事のものが捨てられないでいる方

・仕事の書類を使いやすく収納したい方

・溜まった書類などを整理したいがきっかけがない方

・整理収納アドバイザーとはどんなことをする人なのか知りたい方

通常3時間のところ、各回4時間の整理収納サポート (料金1万円+つくば駅からの交通費)

各回限定1名様 (3日間のうち ご都合の良い日をご指定ください)

  • 2019年12月1日(日)
  • 2019年12月7日(土)
  • 2019年12月8日(日)

申し込み受付 : (先着順で決まり次第受付終了します)

ご質問・お申し込みはお問い合わせフォームまで。

メールタイトルは 「2019年末整理収納サポート」 とお書きください。

もし48時間以上たっても返信がない場合は迷惑メールフォルダをご確認後、再度メールお願いいたします。

ラボで使うもののラベルやパッケージが時々残念

もう老眼なもので抗体のチューブに書いてある文字は携帯のデカ文字アプリで拡大して読んでおります。

試薬、プラスチックのプレートやチューブなどのパッケージ、ラベルは使いやすさに大いに関係しています(できたらメーカーさんに知ってほしい)。機能的には優れた製品なのに、ラベルの視認性やパッケージでイマイチなところがあると残念で、、、、

例えば、

1. 箱が開けにくい(グライナー社のセルストレイナー)→ 嬉しいことに最近、箱が変わりました!!やっぱり前のパッケージ不評だったのかも・・・

2. Falcon社のプレートやフラスコ。多種類あるがラベルの見分けがつきにくい。

3. ミリポア社のマイクロフィルター。ラベルの数字部分が小さくて、ポアサイズの違いがわかりにくい。(こちらにも書きました ラボ物品のデザイン

4. Invirorogen の培地ラベル。開封日や添加物、名前を記入するスペースがない

5.Millipore社の滅菌用フィルター。型番が長く、名称も中身との対応がわかりづらい。

6. (これは仕方ないかなあ、と思うのですが、)抗体のように0.1mLくらいしか入っていないチューブ(外見は2mLチューブだけれど、中身は上げ底)の周りにぐるりと一周ラベルが巻いてある。ラベルに隠れてしまい、残液量が見えない。

 

聞いてもらえるあてもなくつらつらと書いてしまいました。

きっと、改善するのにはコストがかかるからすぐには無理でしょうが、もし変える機会があったら検討してもらえるとありがたいのですが・・・

どうぞよろしくお願いします、メーカーの皆様。

”良い実験ノート” の必要最低条件とは

実験条件が辿れない実験ノートは、ラボの財産ではなくただの紙ゴミになってしまいます。

実験ノートをちゃんと書くことは、ラボにいる人にとって本当に大事な・必須のスキルだと思うのですが、 実験ノートの書き方について、研究室によっては全く教育をしていません。

ぽん、と立派な表紙の高価なノートだけ渡して、書き方を教えていないのはラボの資源を無駄にしているのと同じ。とても勿体無い話です。

大学生の時に所属していたラボでの教育がきちんとしていると、会社に入ってからそのままちゃんと書く習慣が身についている人が多かったです。”一流” と呼ばれる大学ラボ出身の人ほどそういう傾向がありました。毎日、指導者のチェックを受けてサインをもらっていた、という人もいました。

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新人さんが最速で研究戦力になってくれるラボ

何年か同じところで過ごすと、そこの場所に慣れてしまって使いにくさに気づけなくなってます。多分私も。

使いにくさの大きな原因の一つはラベリングの不十分さ。

ラベリングの重要性は、新人さんの気持ちになってみるとよく分かります。

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大学のラボでやる整理はボランティア活動?

「大学はボランティア集団だから仕組みを大きく変えるのが難しい」
と、ある先生が言いました。

大学のラボで整理の仕組みを作ろうとしても、協力を得るのが難しい原因を言い当てています。

でも、本当にそれでいいのでしょうか?

先生も学生たちも職員も、第一優先は実験や研究。もちろんそうです。だから、一部の人に負担がかかってその人の研究活動が滞ることがないように仕組みづくりが必要なんじゃないでしょうか。

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どうしたらいい?隣の実験台が気になる

家でもラボでも、ヒトのものが散らかっていると気になります。

たいていの人は片付いた環境を心地よいと感じます。ゴミがたくさん溜まった足の踏み場もない部屋よりもホテルの部屋の方が快適と思うのではないでしょうか。

でも、この感じ方には個人差が大きいので、使っている本人にとっては気にならないし困っていない程度であっても、周りの人や家族にとっては不快に感じることがあるでしょう。

逆に、あまりにも美しさや整理整頓を求めすぎて周りをそれに無理に従わせようとすると軋轢が生じることがあります。

私のかつての同僚(女性)はいわゆる完璧主義者、と呼ばれるタイプの人でした。夫がご飯を食べている時に空いた皿からどんどん片付けていく、と言っていました。せかされているようで落ち着かないからやめて、と言われていたそうですが。常に片付いていないとイヤな人もいるということです。

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忙しすぎる研究者ー自分のモノが溜まってしまったらー

実験、データ整理、セミナー準備、文献調べ、学会発表準備、書類提出、など。

気が急いてどうしようもなくなることがある。時には全て投げ出したくなることも。

そうなると、モノの整理などやっていられないというか、気が回らなくなります。

そして、要・不要の判断をせずにモノを溜めすぎてしまうと整理に時間がかかるようになるので、整理のことを考えただけでうんざりしてしまい、手をつけられなくなります。

まさに悪循環です。

どうすればいいか、溜めてしまった理由別に書きますね。

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ダメになってしまった試薬で実験を失敗

私がラボ整理を始めたきっかけについて書きます。

大学の研究室で働き始めて1年ほど経った頃、未経験だった実験をやったところうまくいかず、数回やり直したことがありました。

ラジオアイソトープラベルしたサンプルを電気泳動し、その後ゲルをフィルターに吸着させて、2日間感光。。。なんやかんやで(待ち時間を含め)4日かかる実験です。

うまくいけば横まっすぐなバンドが見られるはずなのに、M字型や台形の、まるで山のような形のバンドが出たのです。

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