研究補佐員が働きやすい研究環境とは

なぜ片付けられないのか?

その理由は
「片付けを仕事として認められないから」
「自分が手を出していいかどうかわからないから」
「そういうこと(片付け)をしている時間の余裕がないから」
「自分が我慢すればなんとか過ごせるから」

「片付けたい」と言葉で言えるかどうか。ラボの状況によっても言いやすさが違うでしょうし、PI(ラボの主宰者)の性格や人間関係にもよるでしょうし、サポーター本人の主体性とサポーターとPIの関係によっても違うでしょう。

しかし、もしこれから就職するとして、

A: モノが取りやすい・探しやすい・整然としている職場

B: モノが取り出しにくい・探しにくい・見た目が散らかっている職場

どちらか選べるとしたら?
(給料の額は変わらず、他の条件が同じと仮定します)

散らかった状態が放置されていることから想像されるのは

・なんとかしようと言えない雰囲気がある
・片付けの習慣や仕組みがない(あるいはルールに従わなくてもいいような雰囲気)
・人間関係に問題がある
・リーダーによる管理・監督ができていない
・リーダーに研究環境整備や安全管理の視点がかけている
・余裕がなくストレスの多い職場


つまり、Bは ”成果をあげる” 仕事をしづらい環境です。

もし片付けを始めたら、これ以外の仕事時間や自分の時間が食われることが明らかです。片付けを仕事の一部として認められるならいいのですが、そうではない。

ですから、これから就職するなら ”A ” の ”モノが取りやすい・探しやすい・整然としている職場”のほうを選びたいのです。