貴重な研究資料を生かすために

できることをざっとあげてみますと

1. 保管するために今どのくらいのスペースが取られていて、どういう状態にあるのか大まかな図にしてみる

2. 現状で不都合はないのか。将来的にどういう状態になるのがいいか考える

3. どんなものがあるのかざっくりとリストアップ

4. どういう順番で整理していくのがいいか、重要度の高い順にステップを考える

5. 自分の考えをまとめ、しかるべき権限を持つ人と話してみる

など、いくつかあるのですが、片付けたい人がどういう立場の人か・またラボそれぞれの状況によってできることは違います。

全てに当てはまる公式的なメソッドはないですが、まだ整理整頓や片付けを ”業務”として認められていない職場で働く方への非常に重要なアドバイスとしては

・あなた(片付けたい人)がPIでない場合、本来の自分の仕事(実験や論文)をおろそかにしていると思われないように気をつけましょう。話をするタイミング、大事です。

・あなたのプランは”ラボの将来の研究のために役立つ”ことを理解してもらえるよう、提案しましょう。(単なる好みや趣味のためにやるのではない、ということ)

・理解を得られやすいよう、視覚的に訴えかけましょう(片付いていないが故に起きる不利益がわかるような現状写真・改善後のレイアウトなど)