ラボを片付けたい。でも、どこから手を付ければいいのかわからない。
かつての私も、まったく同じ気持ちでした。
そして、研究現場で同じ悩みを抱えている人が実は大勢いるのだと知ったのは、情報発信を始めてからのことです。
転職したばかりの頃、使われていない機器や、ラベルのないガラス瓶などを前に、なぜこんなものが放置されているのかと驚いたことを覚えています。
「これ、捨てていいの? いや、勝手に捨てるなんて無理だよね……。そもそも捨て方がわからないし。」
心の中でこう呟きながら、結局は見て見ぬふり。もちろん、何もしなければ状況は一つも良くなりませんでした。
研究者の皆さん、研究費をムダに失うことがないように防ぐにはどうしたらいいでしょうか。どんな方法があるでしょうか。
研究活動自体、試行錯誤が必要なこと。ですから実験に伴う失敗や材料の購入費などは ”ムダ” にははいりません。しかし教育研修や指導によって防ぐことができるにもかかわらず、それをしないことによって生じる経費や時間のロスは ”ムダ” と呼んでもいいのではないでしょうか。
今回、学生・大学院生・企業研究所の若手社員やその指導をされる方に対し、研究費のムダを防ぐためにお伝えしたい必須の方法を4つあげます。
実験機器がたくさんあればあるほど大変な”例の”行事。
秋になるともう鏡やスマホを持ってありかを確認して回る姿が見受けられます。
リストにはあるのになぜが現物が見つからず幽霊化していることも。
中身空っぽなのに箱置きっぱなし。次のぶんの発注や補充を誰もしていない。
ある方法を導入したらこれが激減しました。
完璧ではないにしても、ある程度の効果はあります。

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ラボでは-80℃まで温度が下がるディープフリーザーと、-20から-30℃のフリーザーを、中に入れるサンプルの種類によって使い分けします。
家庭用の冷凍庫(-20℃)は霜がつかないようにする自動霜取り機能(機械が勝手に温度を上げている)がついているのですが、ラボのフリーザーはサンプルを温度変化から守るため、そのような機能がついていません。そのため、霜取りを年1回くらいはやる必要があります。
それをやらないでいると、以下のような困ったことが起きます。
Continue reading “フリーザーの霜取りステップを紹介します”