きっかけがないとはじまらないラボや研究オフィスの片付け。

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ラボ整理ラボ生活整理収納アドバイス

新人の目線でラボを見直しませんか?

中堅・ベテランの研究者の方へ

ちょっと新人の頃を思い出して見てください。

最初の一ヶ月くらいは研修期間だったりしてとにかく覚えることがたくさんあったと思います。

実験に使う様々な物品や機器のありかや、その場所のルールを覚えるのに必死だったのでは。

そういう状態の時に、何もラベルがされていないと場所を覚えるのに時間がかかり、いちいち先輩に聞いて確認しなければなりません。

度重なると聞く方も聞かれる方もちょっとストレスです。

逆に、よく目立つところに物品配置図が貼ってあったり、引き出しのラベリングがちゃんとしてあるととても助かります。

すでにそのラボに慣れている人には不要だとしても、新しく来た人にとっては重要ですし、働きやすく馴染みやすくなる。すなわち早く成果を上げやすくなる、ということになります。

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ラボ整理ラボ生活整理収納アドバイス

新人さんが最速で研究戦力になってくれるラボ

何年か同じところで過ごすと、そこの場所に慣れてしまって、ラボの使いにくさに気づけなくなってしまいます。(私もそうなっているかも・・・)。

使いにくさの大きな原因の一つはラベリングの不十分さ。

ラベリングの重要性は、新人さんの気持ちになってみるとよく分かります。

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ラボ整理研究現場の特殊性

大学のラボでやる整理はボランティア活動?

「大学はボランティア集団だから仕組みを大きく変えるのが難しい」
と、ある先生が言いました。

大学のラボで整理の仕組みを作ろうとしても、協力を得るのが難しい原因を言い当てています。

でも、それでいいのでしょうか?

1. 大学と企業は安全管理への意識が違う

大学では安全管理や環境への配慮は、そういうことを仕事にしている学内部署任せで、ラボ内部で教育や仕組みづくりをしていこうとする雰囲気がないなあ、と思うことがあります。

そう思うのは、私がコンプライアンス遵守を重視する会社(製薬企業の研究所)で働いてから大学のラボに来たので、比較してしまうからだと思います。

会社では各部署に安全担当者がいて、その人が代表者会議に毎月出席。毎月、担当者からの報告を聞く安全職場会議を上司含めた全員でやって、安全衛生に関する話題で話し合い。

試薬管理システムもあり、試薬の種類や法規制の有無を調べて登録をしてから発注するシステム。全ての試薬にはバーコードが貼られ、毎年、全員が棚卸しをして行方不明試薬がないかどうかチェック。

それ以外にも、試薬の分類について、安全管理担当部署から毎月テストが出題され、義務としてそれを提出することになっていました。

そういうことをしている時間も給料は払われていたわけです。おかげで安全管理・試薬管理の意識が浸透しました。

最初は面倒だと思ったけれど、研究所内で他の人たちが持っている試薬も全部検索できるので、他部署にもらいに行ったり借りて来たり、逆に貸したりして。試薬代節約と他部署とのコミュニケーションに役立っていました。

2. なぜ会社は安全管理教育やシステム構築にお金をかけるのか

考えてみたら、会社は随分お金をかけて社員の教育とシステム作りをしている。それはなぜか。

もし、会社で規制化合物の紛失や盗難が起きたら?
もし、会社から流された廃液が環境を汚染していたら?
そして、事件が外からの情報や内部からの告発で明るみに出たら?

株価暴落。最悪の場合、会社は潰れるかも。そうしたら社員やその家族はどうなるか。
つまり、会社で行われる安全管理教育は危機管理のためなのです。

3. 大学は潰れないからいいのか

大学は潰れることはないでしょうが受験生は減るかもしれません。

ラボは研究停止になる可能性があります。

ラボ整理のシステム作りは学生や大学院生の自主性に任せるのではなく、トップ(組織の長)、そして主要スタッフ主導でやるべきことではないでしょうか。何かあった時には大学や先生方の責任になるのですから。

もちろん、使いやすく整っているところもあり、そういうラボはトップ(研究指導者)が主導して、整理に時間を割くことを許しているから下が動くし、動きやすいのだと思います。

先生も学生たちも職員も、第一優先は実験や研究。もちろんそうです。だから、一部の人に負担がかかってその人の研究活動が滞ることがないように仕組みづくりが必要なんじゃないでしょうか。


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どうしたらいい?隣の実験台が気になる

家でもラボでも、ヒトのものが散らかっていると気になります。

たいていの人は片付いた環境を心地よいと感じます。ゴミがたくさん溜まった足の踏み場もない部屋よりもホテルの部屋の方が快適と思うのではないでしょうか。

でも、この感じ方には個人差が大きいので、使っている本人にとっては気にならないし困っていない程度であっても、周りの人や家族にとっては不快に感じることがあるでしょう。

逆に、あまりにも美しさや整理整頓を求めすぎて周りをそれに無理に従わせようとすると軋轢が生じることがあります。

私のかつての同僚はいわゆる完璧主義者、と呼ばれるタイプの人でした。家族がご飯を食べている時に空いた皿からどんどん片付けていく、と言っていました。せかされているようで落ち着かないからやめて、と言われていたそうですが。常に片付いていないとイヤな人もいるということです。

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ラボのモノラボ整理研究現場の特殊性

このサンプル箱は本当にだいじ?

ある日ラボの-30℃フリーザー整理の最中、氷の固まった奥底から小箱を発見しました。

水色サンプル箱。蓋の表と側面に ”だいじ” としか書いてなくて、名前も日付もない。氷のつき具合、周辺の埋蔵品から判断して、数年は埋まっていたと思われます。

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ラボのモノラボ整理ラボ生活

ダメになってしまった試薬で実験を失敗

私がラボ整理を始めたきっかけについて書きます。

大学の研究室で働き始めて1年ほど経った頃、未経験だった実験をやったところうまくいかず、数回やり直したことがありました。

ラジオアイソトープラベルしたサンプルを電気泳動し、その後ゲルをフィルターに吸着させて、2日間感光。。。なんやかんやで(待ち時間を含め)4日かかる実験です。

うまくいけば横まっすぐなバンドが見られるはずなのに、M字型や台形の、まるで山のような形のバンドが出たのです。

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ラボのモノラボ整理ラボ生活

ラボにあるものを片付けてほしい、と言われる側の場合

どんなに偉い立場の人(教授とか、長いこと勤めている秘書さんや研究者)であっても、定年が来て研究や職務から身を引く時が来ます。

御察しの通り、荷物がそのままだと後の人が困るだけです。そして家に持ち込んだら家族に冷たい目で見られます。

今あなたがラボやオフィスのモノを整理しないでいる理由は以下のどれかに当てはまりますか?

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ラボ整理ラボ生活

ラボが片付かない原因が自分以外の人の場合とその対処法

ラボに滅多に来ない人がこんなものを置いているのを、近くのラボで見かけました。

中身がわからないもの(ダンボール箱や袋に入っている)

書類ファイル

DVDやビデオテープ

実験には全く必要ではないこれらのものを片付ける方法について書きます。

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