緊急事態宣言前からほとんどリモートワーク化して、それでも別に支障はないという業界もあるようですが、研究所の仕事を全てリモートワークにするのは不可能です。
論文執筆や事務的な提出書類、グラント申請の書類書きなどペーパーワークはなんとかなりそうですが、肝心の実験は装置や試薬のあるラボにいかないとできません。
ウィズコロナの時代で研究所での働き方はどうなる?
ラボ整理収納に使える唯一の魔法とは?
研究所にモノがたまりやすい要因とは?
研究所ではなぜかモノがたまる。
それはなぜか。研究所特有の6つの要因を取り上げて解説します。
1. 研究はルーチンワークではないから
2. 研究材料は高額である
3.保存年限が曖昧なものが多い
4. 処分しにくいものが多い
5. 残留品の見直しがされにくい
6.年度末予算消化
論文別刷りの整理収納-2
論文書きした証拠物でもある論文別刷り・リプリントは一体誰のモノか?
前回の記事の続編です→(論文別刷りの整理収納-1)
ポケットマネーで購入しているなら個人のもの?
でも、その研究成果を出すためには所属組織のお金も、そして大学や公立の研究所だったら税金も使われたはず。
つまり、別刷りを買うためのお金を払ったのは個人だったとしても、厳密には個人のものとは言えない。結局は他の備品や機器と同じく、組織として不要、という判断をしてもらわないと捨てられない面倒臭さがあります。

論文別刷りの整理収納-1
ラボや研究者オフィスには、アンタッチャブルな存在がいろいろ眠っています。
そのうちの一つが論文のリプリント(別刷り)。

かつてこの別刷りには色々役割がありましたね。
1. 研究背景を知ってもらうための資料として学会発表のときに配る (ポスター発表の際、一緒に置くなど)
2. 研究者同士のコミュニケーション(わざわざ手紙を出して別刷り請求することでお近づきになる)
3. 論文を読みたい人が請求してくることに備える
4. 転職希望先に自分の業績を知らせるため、履歴書にリプリントを添付して提出
5. 思い出のものとして持っているために
・・・・
いわゆる一流ジャーナルに載ったら、100部とか200部とか購入されていたのでは。
あちこちに配って、そして今、余った別刷りはどうなっているでしょう。
実験台やりかけのままが効率的か
あなたの実験台は個人で使える場所でしょうか?
私の今の職場では、全ての実験台が共用ということになっていますが、結局は自作の緩衝液ボトルを置いた場所や、個人引き出しの近くをいつも決まった人が使っていることが多いです。でも、”共用”というルールがあるので、一日の終わりには片付けをしています(次の日もそのまま使いたい場合はメモを置いてます)。 Continue reading “実験台やりかけのままが効率的か”
実験ノートとラボ整理の深い関係

ラボ整理と実験ノートの間にはかなり密接な関係があります。
実験条件や取ったサンプルの内容についてノートに書いてなかったらどうなるか?
1ヶ月前や1年前に取ったサンプルのことなんてとても覚えちゃいられませんよね。
つまり、いざ整理しようとした時、それが必要かどうかの判断がつけられなくなってしまいます。
トラブル回避・ラボの消耗品補充
中身空っぽなのに箱置きっぱなし。次のぶんの発注や補充を誰もしていない。
ある方法を導入したらこれが激減しました。
完璧ではないにしても、ある程度の効果はあります。
