そう、そのラボ恒例探し物行事とは実験機器の資産チェックです!
なぜ鏡やスマホのような道具が必要かというと、隙間から差し込んでラベルが貼ってないかどうか探索するわけですね。資産管理ラベルが機器の裏側とか横に貼られていて顔を入れて見られないとか、正面に貼られていない可能性があるから。
普段使っている人がやるのならまだいいけれど、チェックの担当者が秘書さんだったり事務担当者だったりするとかなり苦労され時間がかかっている様子が見受けられます。貼り替えたくても勝手にやるわけにいかないですし。
なぜわざわざ見にくいところに貼ってあるのか?
購入したときには現在よりも機器の配置に余裕があって、後ろに回れたり横にスペースがあって頭を入れて覗けるくらいだったのか。
それとも目立つところに貼ると美観が損なわれるような気がしたからでしょうか?
そういえば、いろいろな予算項目からお金をかき集めてディープフリーザーを購入した時シールの数が10枚くらいになっていたこともありました。この時はズラーっとすべて全面に並べて貼りました(もっとも見やすい場所であるには違いないですが確かにスマートとはいえなかった)。
小さい機器とかソフトウェアのCDだったら貼るスペースが足りないことも起こりうる。そうすると、ラベルと現物が別々の場所にしまわれ次の年にまた探す羽目に。
さらによくあるのは、
リストにある場所と使用場所・保管場所が変わっている
機器の名称自体がわかりにくく紛らわしい
扉付き収納の中にしまいこまれている
箱の中に入っており中身の表示ラベルがない
購入した時の担当者がいなくなっており、しかもそのヒトしか使っていなかったのでどこに置いてあるのかわからない
古いシステムや引っ越し前・組織変更前のラベルが残っている
これらも探し物時間が長くなる原因。
一体どうしたらこういう恒例の探しモノ行事が楽になるでしょうか?