研究者オフィスの15分整理

研究者オフィスで圧倒的に多い種類のものはやはり紙。

書類を整理する時、どういう順番でやればいいでしょうか。

色々な種類の紙が積み上がってどうしようもない状態(どこに何を置いたかわからない)の場合、以下のようにやってみてください。

これをやる前に本棚や収納用品を買いに走らないでください。

1. 準備して整理の時間をとる

A4の紙が入るくらいの大きさの箱(コピー用紙が入っている箱でも、買い物袋でもいいです)とクリアファイル(なくても大丈夫)、付箋(なるべく大きめで目立つ色)、油性ペンを用意。

どのくらい書類が溜まっているかによりますが、まず15分、タイマーをセットしてください。

2. 最近の地層を別の場所に避難させる

まだ記憶に新しく、すぐに対処が必要な書類や、最近読んでもう一度読み返そうと思っているようなものは書類地層の上層にあるはずです。これをどこか場所を決めて避難します。他のものと混ざらないように、用意した箱に入れるか、目立つ色の付箋を一番上に貼ります。

ここで重要なのは、避難中に読み始めないことです。15分なんてあっという間にたってしまいますから。

3. 残ったものの分類を決める

ざっくりでいいです。大まかであればあるほど整理が楽になります。

すぐに整理に取り掛かるのではなく、頭の中にある分類を大きめの付箋1枚に1分類、書いて行きます。はっきりとわかるように。

例えば

学会誌

専門誌

専門書

科研費関係

会議関係(学内)

会議関係(学外)

文献コピー

実験関係のメモ、ノート、取説

不要の書類

など。

だいたい、このくらいのところで時間切れになると思いますが大丈夫です。

もう、ほとんど準備は整いました。

次にいつ続きをやるか決めて、スケジュールの中に組み込みます。

もっと時間が取れる場合は次に進んでください。