1. 戻す場所が決まっているものを戻す
どこからか借りてきたものや定位置が決まっている共用ファイルなどを1箇所にまとめるか、すぐに戻しに行く。
遠くまでいかないと(5分以上かかる)戻せないものは、付箋に戻す場所を書いて貼り付けておく、袋にまとめておくなどして、後回し。
2. 紙類とそれ以外を区別する
紙、と言ってもこんな種類がありますね。
本
雑誌
ファイリングしてある書類
ファイリングしていないバラバラの書類
置き場所のことは後で考えるとして、全て机の上に置く必要がありますか?
緊急度の高いもの、使用頻度の高いものだけ机の上に残します。
時間ができたら目を通したいと思っていた情報関係はその横に区別しておきます。
あとは処分するか、仕事の邪魔にならない場所に一時置きするか、です。
この時、共有スペースに置くしかない場合は貼り紙(名前、置く期間)をしておきます。オススメは手提げつき紙袋や箱に入れ、すぐ移動できる状態にすることです。
書類は細かく見始めると時間がかかるので、これ以上はやらずに後回しにします。
3. 文房具を全出しする
まず1箇所にまとめます(この時引き出しの中に入っている分も一緒に見直しできたらそうします)。
こうして ”全出し” して見ると、使っているもの・もういらないもの・多すぎるもの、がわかります。
例えばクリップ。
ほとんど使っていなくても、もらう書類についてきたり、過去の書類を整理したときに外したりしてだんだん溜まってきます。
分類し、一部残してあとは共用クリップ置き場に入れるか、不燃ゴミとして捨てます。
残すものは使用頻度の高いものほど、取りやすい場所・置き方になるようにして配置を決めます。何かを取り出すときに、隣のものが倒れたり崩れたりすると戻しにくくなるので、そうならないように必要に応じて仕切りとなるもの(ブックエンド、箱やペンスタンド)を使います。
ただし、今まで使っていた収納グッズ(特に箱)を使うことにこだわると、片付けは進まなくなります。収納グッズ自体をなくすことも片付けのうち、です。
終わったらしばらく使ってみて、もっとモノを減らしても問題なさそうだったら減らしていきます。逆に、「やっぱりあれがないと不便」となったら、机に戻すか、もう一度買います。買うのが面倒だからとって置く、ということであれば、引き出しに入りきる分だけにします。
机の上にあるものを全て引き出しにしまった方がいいかどうかは人によるでしょうし、すぐにはそれができない(引き出しを整理するのに長時間かかる)場合もあるかと思います。
ただ、デスクの上をとりあえず何もない状態にして見たら、どんな気持ちになるか想像してみてください。もしかすると、リフレッシュ効果はあるかもしれません。
逆に不便と感じるか。
捨てる前に、まず移動して、どんな気分になるか試して見る価値はあるかと思います。
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