ラボ整理は試薬が肝心:15人のラボで実践済みの試薬整理方法

試薬を全出しする

冷蔵庫が満杯で使いにくくなっていませんか?

下記の方法を15人のラボメンバーがいるところで実際に試しました。このラボの状況として、毎年2人から3人大学院生が増えていますので、冷蔵庫のスペースは慢性的に不足しています整理した結果、冷蔵庫内の共用試薬を置くスペースが半分以下に縮小できました。

なお、試薬整理はメンバー全員が揃う時間、定期ミーティングやセミナーの後にやると良いです。

  1. 冷蔵試薬を整理する場合には保冷剤と大きめの箱をいくつか用意します。(室温保存の試薬ならば不要です)。
  1. メンバーごとに、あるいはグループごとにカラーを決め、各色の丸シール(直径1 cmくらい)を用意します。
  1. 試薬を全て並べられるような場所(実験台の上とか)を確保します。
  1. 試薬を全部出し、見やすくなるように並べます。複数同じ試薬がある場合は縦に(キットの箱は重ねて)並べます。こうすることで、在庫量が明確になります。
  1. 各人に別々の色のシールの束を渡し、2色以上のシールが張られたものだけを共有棚に戻す予定である、と伝えます。
  1. 自分が使っている、あるいはこれから使う可能性のある試薬にシールを貼っていくように伝えます。この際、自分は使う予定がないのに、もったいないという人が出てきます。そうしたら、勿体無いと言うその人に自分のシールを貼ってもらいます。
  1. 全ての人がシールを貼り終わったことを確認したら、一色しか貼られていないものは貼った人(または所属グループ)に引き取ってもらいます。
  1. 複数枚のシールが貼られているものだけ共用棚に戻します。
  1. 何も貼っていないものは内容物を確認し、廃棄方法をチェックして捨てます(具体的な廃棄手続きの方法がわからない場合は、大学や研究施設の安全管理部門に問い合わせる)。

以上です。

ラボ整理は一人でやったらトラブルの元。
段取りを事前にメールで送ってメンバーの了解を得ておきましょう。
コミュニケーションを十分にとることでラボ整理が順調に進みます。